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原 昭浩*; 竹田 敏一*; 菊池 康之
JAERI-M 84-027, 31 Pages, 1984/02
計算コードSAGEPは2次元体系において、感度係数を計算するコードである。本コードは拡散理論をベースにしており、各種断面積の核特性に対する感度係数を精度よく評価するための一般化摂動論を用いている。間度係数は各種断面積について、反応ごと、エネルギー群ごとに出力される。感度係数を計算できる核特性は実効増倍係数、反応度価値、中心反応率比、反応率分布である。SAGEPコードでは、中性子束と随伴中性子束は、拡散コードCITATION-FBRで出力されたものを用い、微視的、巨視的断面積はSLAROMより出力されたものを用いる。本論文には一般化摂動論の基礎方程式、入力データの作成の概要、プログラムの構造を記述し、加えてコードの検証、例題についての入力データと計算結果を示している。